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沖縄料理は長寿の源

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沖縄といえば、日本で一番長寿の県です。その秘訣は、バランスの良い沖縄独特の料理です。沖縄の食事は、長生きのためだけでなく、美容にとっても非常に効果的です。沖縄料理を取り入れることで、健康と美しさを手に入れることができます。

沖縄では、肉を1日に摂取する量は、1人当たり平均約90~100gで、これは、全国平均のおよそ1.3倍だそうです。特に、「豚肉」がたくさん食べられています。沖縄の豚肉料理の特徴は、豚の全ての部位を使用することです。肉は、骨付きのまま使い、耳、しっぽ、足、血、内臓まで、料理に使用し食べます。

また、調理の仕方にも特徴があり、肉は、皮や骨などが付いたままで、じっくりと茹でます。箸で簡単にちぎれる程度まで茹でると、皮や骨などに含まれているコラーゲンは、ゼラチンに変わって、体内に吸収しやすくなります。コラーゲンは、皮膚や血管、骨などを強化してくれる働きがあります。

豆腐も大切なたんぱく源となっています。沖縄県の豆腐の特徴は、水分が少なくて硬めです。そして、一般的な豆腐よりも、豊富な栄養素が含まれています。沖縄では、1人当たりの豆腐摂取量が1日約90gで、こちらも全国のおよそ1.3倍です。

さらに、緑黄色野菜も、全国平均のおよそ1.3倍摂取しているそうです。中でも、「にんじん」を最も多く食べているようです。また、沖縄は温暖な気候なため、1年中薬草や野草を利用しています。

昆布は、全国平均のおよそ1.5倍の購入量だそうです。一般的には、昆布は、だしの材料として利用しますが、沖縄では、昆布を煮物などに使用したら、それも捨てずに食べます。また、昆布と豚肉の組み合わせは、昆布から出ただしによって、豚肉がさらにおいしくなります。そして、豚肉の脂によって、昆布は柔らかくなり、旨みが増します。

沖縄の豚肉料理とは?

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沖縄で肉料理と言えば「豚肉」です。しかも、頭から足の先まで、すべて食材として使用されます。そして、各部位によって、さまざまな料理の種類があります。チラガー(顔の皮)もミミガー(耳の皮)も、ビタミンB1とB2、コラーゲン、必須アミノ酸などが、豊富に含まれていて、健康と美容に効果的な食材なのです。

豚肉に含まれるビタミンB1は、加熱しても変化しにくく、さらに体内へ吸収しやすいです。また、豚肉を長時間煮込むことによって、余分な脂をカットし、トロトロでコラーゲンがたっぷり含まれた軟骨まで食べられます。

「ソーキ骨」は、豚の骨付きアバラ肉のことで、脂肪が多めなので、煮物やスープとして、茹でて調理することで、余分な脂肪分をカットします。また、長時間煮込むことで、肉がとても柔らかくなるので、骨が簡単にはずれ、子供さんやお年寄りも食べやすい食材です。それでは、このソーキ骨を使った「ソーキ煮付け(豚アバラ肉の煮付け)」(4人前) のレシピを紹介します。

まず、下ごしらえとして、たっぷりのお湯でソーキ骨を茹でて、お湯を一度捨てます。そして、水できれいに洗ったら、ザルに上げておきます。

1、だし汁6カップを鍋に入れて温めます。

2、1にソーキ骨800g、にんじん1/2個、玉ねぎ1/2個を入れて、ふたをして約1時間じっくり煮ます。

3、2に調味料(にんにく・しょうが各小さじ1、しょうゆ1/4カップ、砂糖1/4カップ、泡盛1カップ、みりん大さじ3 )を加えて味付けをして、さらに弱火で約30分煮ます。

4、箸がスーと通るくらい柔らかくなったら、完成です。

沖縄野菜の代表と言えば「ゴーヤー」ですよね。沖縄では、100g 30円~と、信じられないほどの安さで売られています。ゴーヤーは、ビタミンCが豊富に含まれています。沖縄のゴーヤーは、歯ごたえは、シャキシャキとしていて、苦みだけではなく、とても旨みが詰まっていておいしいです。それでは、「ゴーヤーチャンプルー(にがうりの炒めもの)」(4人前)のレシピを紹介します。

1、ゴーヤー600gは、縦半分に切って、中の白いワタと種をスプーンで取り除き、水で洗って薄く切ります。

2、油適量をフライパンで熱し、ゴーヤーを強火でサッと炒めます。

3、手で島豆腐1/2丁をちぎって入れ、炒めます。

4、コンビーフハッシュ中1缶を加えて炒め、塩とだしの素をそれぞれ小さじ1加えて味付けします。

5、卵2個を割り入れてサッと混ぜ、ふたをして火を止めます。卵が余熱で半熟になったら完成です。

ゴーヤーが固い場合は、2で少し水を加えて、ふたをして蒸し焼きにしてください。ただし、歯ごたえがなくなるほど柔らかくならないように、気をつけましょう。また、コンビーフハッシュは、味付けが濃い目なので、調味料を入れ過ぎないようにしましょう。

ゴーヤーは、キャベツの約4倍ものビタミンCを含んでいます。しかも、ほかの野菜に比べて、ゴーヤーは、加熱してもビタミンCが壊れにくいです。最近では、脂肪の燃焼に効果的ということで、ダイエットにも最適な食材だと注目されています。

沖縄では、出来立てのおいしい豆腐が、スーパーでも売られています。「島豆腐」は、独特の硬さと塩気で、冷やっこでも、チャンプルーにしても、とてもおいしくいただけます。それでは、島豆腐を使った、沖縄で日常的に食べられている「豆腐チャンプルー(島豆腐炒め)」(4人前)の作り方を紹介します。

下ごしらえとして、豚薄切肉100gを適当な大きさに切って、キャベツ1/4個は一口大に切り、にんじん1/2個と玉ねぎ1/2個は、千切にしておきます。

1、フライパンでサラダ油適量を熱し、豚肉を入れて炒めます。

2、肉の色が変わってきたら、にんじん、玉ねぎ、キャベツを加えて炒めます。

3、野菜がしんなりとしてきたら、島豆腐1/2丁を手で適当な大きさにちぎって入れて、さらに炒めます。豆腐をちぎって入れることで、調味料が豆腐によく染み込みます。

4、だしの素、しょうゆ、塩を少量加えて味付けします。

5、ニラ1/3束を調理バサミで長さ約3cmに切り、フライパンに加えてサッと炒めて完成です。

沖縄の島豆腐は、一般的な豆腐よりも、良質な大豆たんぱく質が含まれており、ビタミンB1やB2なども多く含まれています。また、島豆腐は、塩味がほど良く効いており、大豆の風味が香ります。さらに弾力があるので、炒め物にしても崩れません。沖縄料理の代表といえる「チャンプルー」には、島豆腐が欠かせません。そして、沖縄の人たちは、チャンプルーが大好きです。そのことから、島豆腐は、“長寿の源”とも言えますね。

「くるま麩」とは?

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「くるま麩」は、沖縄料理には欠かせない食材です。「麩」というと、すき焼きやお吸い物くらいしか使われないと思いますが、沖縄では日常的に使われる食材なのです。くるま麩は、とても大きくて、太さは人の腕くらいあります。くるま麩は、原料を棒にグルグルと巻きつけてから焼くので、中は空洞になっており、とても軽いです。また、生麩と比べて高タンパクです。さらに、煮込んでも、煮崩れしにくい特徴をもっています。

くるま麩は、好みの大きさにちぎって、水やだしに浸けてから使います。沖縄料理として、もっとも有名なのが、炒めて作る「麩チャンプルー」です。くるま麩の食感は、とてもモチモチとしていて、歯ごたえもあるので、十分満腹感を得られます。それでは、「麩チャンプルー(麩の炒めもの)」(2人前) のレシピを紹介します。

下ごしらえとして、くるま麩1本を2cm幅に切って、水に浸けて戻し、柔らかくなったら、手で丸くなるように絞っておきます。野菜は適当な大きさに切って、もやし1/2袋は水で洗って、水気を切っておきます。ポーク缶1/3缶は1cm幅に切って、これを短冊に切っておきます。卵3個をボウルに割りほぐし、麩をよくからめます。

1、フライパンにサラダ油適量を熱し、卵液に浸けた麩を入れ炒めたら、一度お皿に取り出します。

2、油を足して、玉ねぎ1/2個、にんじん1/2本、キャベツ1/4個を炒め、しんなりとしてきたら、もやしを入れて炒めます。

3、1をフライパンに戻し入れて、調味料(だしの素、しょうゆ、塩、コショウ各小さじ1)で味付けします。

4、ニラ1/3束を調理バサミで約3cmの長さに切って、軽く炒めたら完成です。

「スパム」とは?

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沖縄のスーパーマーケットやコンビニでは「SPAM」と書かれた缶詰をよく見かけます。スパムとは、アメリカのホーメル食品が販売している、ランチョンミートのことで、ハムに似た食品です。沖縄県を始め、在日米軍基地の周辺では、よく知られています。また、沖縄県には、ホーメル社が出資する「沖縄ホーメル社」があります。

沖縄では、スパムを使った「ポーク卵」が、家庭料理として一般的になっています。今では、スパムは、沖縄料理にはなくてはならない食材となっています。それでは、「ポーク卵(ポークと卵焼き)」(2人前 )のレシピを紹介します。

1、ポーク缶1/2缶を開けて、暑さ1cmに切ります。卵4個は割って、塩少々振ってほぐします。

2、フライパンにサラダ油適量を熱して、強火で卵を焼き、お皿に取り出しておきます。

3、油をフライパンに足して、ポークを入れて両面を焼き、焼き色が付いたら、お皿に盛り付けて完成です。

そのまま食べても、塩味がきいていて十分おいしいですが、好みによりケチャップを付けてください。

ランチョンミートは「SPAM」以外にも、沖縄では、同じような缶に入ったハムメーカーが多数あります。中でも、ヨーロッパ北部の国から輸入されているものが多いようです。ポークは、味付けが濃いものがほとんどなので、それだけでも充分おいしいおかずになります。また、ポーク卵は、簡単に作ることができるので、忙しい朝にピッタリです。朝食には、ポーク卵を食べて、1日のエネルギーを補給しましょう。

3時のおやつに天ぷら

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沖縄では、おやつとして「天ぷら」を食べます。スーパーや小さなお店など、ファーストフード感覚で、手軽に買うことができます。どこでも品揃えはだいたい同じで、いか、紅芋、白身魚、うずらの卵、いんげん、かきあげなどが主流で、ほとんどのお店で、1本50円くらいから買えます。ゴーヤー、もずく、アーサー(海藻)などの沖縄ならではの天ぷらもおすすめです。

一般的な天ぷらと沖縄の天ぷらの大きな違いは、「衣」にあります。衣は、小麦粉、膨らし粉、卵、水、塩を、さっくりと混ぜて、少し固めになるようにします。厚めの衣で、とってもボリュームがあります。衣に塩味がしっかりと付いているので、何も付けずにそのまま食べてもおいしいのですが、沖縄の人は、天ぷらにソースを付けて食べるそうです。

それでは、「沖縄風天ぷら3品盛」(4人前)のレシピを紹介します。

下ごしらえとして、エビ6尾は、皮をむいて、きれいに背ワタを取り除き、水で洗っておきます。キングフィーレ(白身魚)6本とイカ6本は、水で軽く洗ってください。

1、エビ、イカ、キングフィーレは水気を拭き取って、にんにく一片をまぶし、塩・コショウ少々を振りかけて、味をよく馴染ませます。

2、小麦粉100gの中に卵2個を割り入れて、冷水を少しずつ加えて溶きます。

3、具材に薄く小麦粉を付けてコーティングしたら、2の生地にくぐらせて、たっぷりの油で揚げます。きれいなキツネ色になったら、器に盛り付けて出来上がりです。

「沖縄風ぜんざい」のレシピ

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「沖縄風ぜんざい」とは、冷やしたおしるこのようなものに、かき氷を盛って、くずしながら食べるぜんざいのことです。一番人気は、練乳をかけた「ミルクぜんざい」です。夏がとても暑い沖縄では、冷たいぜんざいはもってこいです。また、夏バテ予防や健康のためにも最適なデザートです。

それでは、「沖縄風ミルクぜんざい」(6人前)のレシピを紹介します。

下ごしらえとして、金時豆300gを2時間程度、水に浸けておきます。

1、ざるに金時豆を上げて、水をたっぷり入れた鍋で、約1時間煮ます。

2、金時豆が柔らかくなったら、砂糖300gを加えて、さらに弱火で30分煮ます。(温かいぜんざいの場合は、ここで器に盛れば完成です。)

3、あら熱がとれたら、冷蔵庫に入れて冷やします。ぜんざいがよく冷えたら、器に入れて、その上にかき氷を削り入れ、お好みで練乳を回しかけて完成です。

時間のある場合は、金時豆を一晩浸けておくと、煮る時間を短縮することができます。また、白玉団子を作って添えると、よりおいしく豪華になります。

沖縄のぜんざいは、現在では、金時豆で作られる場合がほとんどですが、昔は、緑豆で作られていたそうです。緑豆は、解熱作用があると言われています。また、それをミネラルたっぷりの黒糖で煮ていたので、まさに、夏バテを予防するためのデザートでした。ところが、戦後になると、米軍物資としてカリフォルニア産の金時豆が出回り、緑豆から金時豆を使用するようになったそうです。しかし、金時豆にも、ビタミンやカルシウム、食物繊維が豊富に含まれているので、生活習慣病や便秘の予防に効果があります。どちらにしても、健康的なデザートには変わりはないようです。

「クファジューシー」とは?

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「クファジューシー」とは、沖縄の炊き込みご飯のことです。沖縄では、祝い事や法事などに欠かせない一品となっています。多くの家庭では、冬至に、クファジューシーを作って食べます。また、スーパーやコンビニなどでも、クファジューシーのおにぎりをよく見かけます。

それでは、「クファジューシー(沖縄風炊き込みご飯)」(5人前)のレシピを紹介します。

下ごしらえとして、30分~1時間前に米3合を洗い、ざるに入れて水気を切っておきます。豚三枚肉100gは茹でて、小さめの角切りにします。干ししいたけ4枚は、水で戻して、粗みじん切りにします。にんじん1/4本は、皮をむいて、スライサーを使って切り、それを粗みじん切りにします。

1、炊飯器の中に、米、だし汁4カップ、豚肉、戻したしいたけ、にんじん、きざみ昆布50gを入れます。

2、1に調味料(塩小さじ2、しょうゆ大さじ2、サラダ油適量)を加えて、よく全体に混ぜ合わせたら、炊飯器のスイッチを入れて炊き上げます。

3、炊き上がったら数分間蒸らして、さっくりと混ぜ合わせます。わけぎ5本を刻んで混ぜ合わせ、器に盛り付ければ完成です。

豚三枚肉の代わりにスパムなどのランチョンミートを使うと、茹でる手間もかからず、旨みも増しますよ。また、カステラかまぼこやよもぎ(フーチバー)の葉などを加えても、一味違ってとてもおいしいです。

ちなみに、「カステラかまぼこ」とは、沖縄独自のかまぼこのことで、良質の魚のすり身をたっぷりと使用して、カステラのような独特の形に仕上げられています。

伝統料理「ラフテー」

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沖縄の伝統料理に「ラフテー」があります。ラフテーは、お祝い事には、なくてはならない料理となっています。九州にも、同じような豚の角煮がありますが、少し味に違いがあります。それは、ラフテーの場合、豚肉を煮込むときに、「泡盛」を使用するためでしょう。泡盛を加えることで、脂っぽさがなくなり、肉も柔らかくなって、冷めてもおいしく食べられます。泡盛がない場合は、日本酒を代用しても良いです。

作るのに少し手間はかかりますが、とってもおいしいので、ぜひ挑戦してみてください。それでは、「ラフテー」(5人前)のレシピを紹介します。

1、豚三枚肉1kg~1.5kgは、皮付きのものならば、皮に付いている毛を、きれいにカミソリなどで剃り落とします。

2、汚れをきれいにするために、肉を丸ごと湯洗いします。

3、きれいになったら、多めの水を入れた鍋に肉を入れ、50~60分くらい茹でて、茹で汁を捨てます。こうすることで、かなり脂肪分が抜けます。また、一気にお湯に入れると、肉が硬くなってしまうので、気を付けてください。

4、茹で上がった肉を、5~6cm角に切り分けます。

5、厚い鍋に、カツオだし3~4カップ、角切りにした肉、泡盛1~1.5カップを入れて、中火で煮込みます。日本酒で代用する場合は、1.5~2カップにしてください。

6、しばらく煮込んだら、砂糖1/2カップを加えて、さらに煮込みます。

7、しょうゆ50ccを加えて、強火で5分ほど煮込んだら、弱火にしてさらに1時間じっくりと煮込みます。途中で、しょうゆをさらに50cc加えます。

8、肉を箸でつまんで、ポロッと落ちるくらい柔らかくなったら、最後に強火で煮立て、つやを出します。このとき、焦がしてしまわないように気を付けてください。

器に盛り付けて、上に刻んだしょうが少々を添えたら完成です。

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